注文住宅は1000万円台で建つのか|クレアカーサの予算別実例、費用、間取りなど紹介
注文住宅を1000万円台で建てることは可能です。でも「1000万円台=相場よりも安い」というイメージがあるため、「手抜き工事になるのでは?」、「他にかかる費用を見落としているのでは?」などと不安を感じているのではないでしょうか?
そこで今回は注文住宅のハウスメーカーであるクレアカーサが、1000万円台で家を建てるためのポイント、施工実例、費用の全体像などについてわかりやすく解説します。
- 注文住宅は1000万円台で建てられる。家の価格がどのように決まるのかを知っておくのが大切
- 家本体の価格だけではなく、諸費用も把握しておくのが大切
- 住宅ローンの基礎知識を把握して、最適な資金プランをたてるのがおすすめ
目次
注文住宅を1000万円台で建てるための4つのポイント
住宅金融支援機構の調査によると、注文住宅の全国平均価格は3532.5万円です。
〈参考〉住宅金融支援機構 フラット35利用者調査 2020年度)
数字だけを見ると、「1000万円台で本当に家が建つの?」と不安になりますよね。ここで重要なのは家の価格がどのように決まるかを知っておくことです。正しい知識があれば「1000万円=ローコストとは限らない」ことや、「ローコスト=手抜きという意味ではない」ことがわかり、最適なプランで家づくりができます。
注文住宅の費用を構成する主なポイントは4つです。それぞれ確認しましょう。
- ハウスメーカーの坪単価を把握
- 間取りを工夫
- 住宅設備選びは慎重に
- 住宅性能は快適性と予算のバランスが大切
坪単価を把握
坪単価とは、家の本体費用を建築面積で割った数値のことです。
例)(本体費用)1500万円÷(建築面積)30坪=(坪単価)50万円
ハウスメーカーごとに坪単価の目安となる数値があるため、坪単価を知って以下のように活用しましょう。また建築面積は生活費や将来のリフォーム費用に影響するため、ライフスタイルや家族構成に合う、最適な面積を考えるのがおすすめです。
- ハウスメーカーの坪単価を調べて、予算内でどのくらいの面積の家を建てられるかを予測できる
- 希望の建築面積に合う坪単価のハウスメーカーを選ぶ
- 見積もりが予算オーバーだったときに、建築面積をどの程度減らせばいいか予測できる
- 建築面積を広くしたいときに、【広くする面積×坪単価】で追加費用が予測できる
ただしハウスメーカーによって坪単価に含まれる内容が違います。「坪単価がどの範囲をカバーしているのか」という点も、必ずチェックしましょう。特に給排水工事、地盤調査費、消費税など必ず必要な費用について、坪単価に含まれているかを確認するのが大切です。
例えばクレアカーサのセミオーダプラン「Mine+DESIGN(マインプラスデザイン)」は、以下の費用が含まれています。
- 給排水工事
- 地盤調査費
- 仮設工事費
- オール電化工事代
- カーテン、照明器具、エアコン
- 消費税 など
※今後変更となる可能性があるため、お気軽にお問い合わせ下さい。
間取りを工夫
複雑な間取りを希望すると「建築資材を多く使う」、「特別な加工が必要」などの理由で建築費が高くなるケースがあります。家の価格をなるべく抑えたいときには、以下のようなアイディアで調整を検討して下さい。
- 水回りの場所をなるべく集中させる(なるべくシンプルな給排水管工事になるよう工夫)
- ハウスメーカー指定の間取りサイズをオーダーメイドで変更したい場合は、追加費用を必ず確認
- ハウスメーカーが得意な寸法を聞きながら、予算内に収まる間取りを相談する など
間取りと関連して、内装費用も以下のような工夫ができます。予算オーバーになった際に、微調整の材料として思い出して頂けると幸いです。
- 廊下をつくらない
- クローゼットのドアをつけない
- 天井を張らない など
住宅設備選びは慎重に
住宅設備とはお風呂、トイレ、キッチン、洗面台、給湯設備などのことです。それぞれオプション機能をつけたりグレードアップをしたりすると意外と費用が高額になるため、「ほしい機能」と「予算」のバランスを考えながら選ぶのがおすすめです。
また高性能の省エネ設備については、リース等を活用して初期費用の負担を抑えるという方法もあります。ハウスメーカーに予算をしっかり伝えて、負担にならない方法を提案してもらいましょう。
住宅性能は快適性と予算のバランスが大切
断熱性能、耐震性能などの住宅性能は、高性能を求めるほど高額になります。「住宅性能は暮らしの快適性と安全性を見えない場所で支えてくれる存在」という点を忘れず、予算を守りながらも妥協しないという方針で家の建築プランをたてましょう。
ちなみにクレアカーサでは高い断熱性能と省エネ設備を導入する「ZEH住宅仕様」を、プラス料金無しでご注文頂けます。詳細はこちら↓で紹介していますが、不明点がありましたらお気軽にご相談下さい。
〈CREACASA (クレアカーサ)の注文住宅はプラス料金なくZEH仕様へ 〉
ZEH住宅に関しては、こちらの記事でわかりやすく紹介しています。
〈関連ページ〉ZEHはこれからのスタンダード|ゼロエネルギー住宅の定義やメリット・注意点を紹介
マイホームの建築予算に含めるべき諸費用
「予算1000万円台」とは、一般的に「家の本体価格の予算が1000万円台」という意味です。でもマイホーム建築には、他にもさまざまな費用がかかることを忘れてはいけません。最終的に予算オーバーになることが無いよう、以下の費用も確認しておきましょう。
- 住宅ローン契約時に発生する費用(金融機関に支払う手数料、保証料など)
- 税金(不動産取得税、登録免許税など)
- 土地の取得、家の取得にかかる費用(不動産会社の仲介手数料、登記費用など)
- 火災保険料
- 外構費用(庭、門、玄関アプローチなど、家の本体価格に含まれないのが一般的です)
予算別|クレアカーサの注文住宅実例&体験談(1000万円台、2000万円台)
次に、予算別の注文住宅実例を見ていきましょう。本体価格、建築面積、間取りを参考にして下さい。すべてクレアカーサが施工した住宅なので、施主様の体験談も含めて紹介します。
※画像下のリンクをクリックすると、内装、外構などがもっと詳しくチェックできます。
1000万円台の注文住宅&体験談
こちらは、前述した「Mine+DESIGN」を活用したセミオーダー住宅です。施主様からは「価格が明瞭&規格住宅を自分にアレンジできることが、家を建てる決め手となりました。価格を抑えながら、好みのスタイルを叶えられました」というご感想を頂きました。
本体価格1,368万円(税込み)、延床面積31.06坪、間取りは2LDK+フリースペースとなっています。
〈関連ページ〉規格住宅をカスタマイズ 海を感じるサーファーズハウス
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こちらは「Mine+DESIGN」初の吹き抜けを採用したセミオーダー住宅です。本体価格1,550万円(税込み)、延床面積31.06坪、間取りは4LDKとなっています。
〈関連ページ〉セミオーダー×西海岸スタイル リビングに書斎のある家格住宅をカスタマイズ
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こちらも「Mine+DESIGN」を活用したセミオーダー住宅で、施主様からは「価格を抑えつつ、自分たちの好きなスタイルが叶えられました」というご感想を頂きました。
本体価格1,460万円(税込み)、建築面積29.55坪、間取りは3LDK+書斎です。
〈関連ページ〉シンプルだから美しい 白い塗り壁のサーファーズハウス
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1000万円台で十分な間取り&こだわりを詰め込んだ注文住宅を建てられることがわかります。外観のおしゃれなデザインも妥協しないプランを考える際の参考にして下さい。
2000万円台の注文住宅&体験談
こちらは、広いカバードポーチが特徴のサーファーズハウスです。施主様からは「敷地の一部をアスファルト敷きの駐車スペースにしたのも正解でした。若い頃から訪れていた大好きな海辺の町に、希望通りの家を建てられました。」というご感想を頂きました。
本体価格2,070万円(税込み)、建築面積30.05坪、間取りは2LDK+2ロフトです。
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こちらは床下冷暖房を完備した注文住宅です。施主様からは「駐車スペースにウッドチップを敷き、コストを抑えながらオシャレに演出してくれました。」というご感想を頂きました。
本体価格2,270万円(税込み)、建築面積36.82坪、間取りは3LDK+2書斎+土間スペース・納戸です。
〈関連ページ〉ペットと暮らすスキップフロアのある平屋
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こちらは、オーシャンビューの高台に建つリゾートハウスです。施主様からは「子供が庭に出やすい動線にしました。テラスには大きな庇があり、天候を気にせずバーベキューを楽しんでいます」というご感想を頂きました。
本体価格2,590万円(税込み)、建築面積40.53坪、間取りは2LDK+ペットスペースです。
〈関連ページ〉青い海を望む天空のリゾートハウス
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1000万円台と2000万円台の大きな違いは、選択肢の範囲が広がる点です。例えば今回紹介したような建築面積が大きめの平屋等のプランも検討できます。
この他にも紹介しきれなかった1000万円台の家がたくさんあるので、ぜひチェックして下さい。
施工事例
今回はクレアカーサが施工した注文住宅実例を紹介しましたが、他にも数え切れないほどのハウスメーカーがあります。各社のコンセンプトによっては1000万円台で注文住宅を建るのが難しいケースがあるため、次に1000万円台で注文住宅が建てられるハウスメーカーの探し方も確認しましょう。
1000万円台で注文住宅が建てられるハウスメーカーの探し方
理想の家づくりをするために、ハウスメーカー選びも重要なキーポイントです。以下のような特徴があるハウスメーカー数社をピックアップして下さい。
- 地元密着型で施主からの評判が良い
- 補助金活用(ZEH等)など、費用負担の軽減まで含めてアドバイスをしてくれる
- 家本体、外観、庭のトータルバランスを考えた、デザイン性の高い家づくりができる
- 外構も含めた予算管理で、最適なプランを提案してくれる
- 土地探し、資金計画など疑問や悩みに対して丁寧に対応してくれる
- アフターフォローの評判が良い
茨城県、千葉県で注文住宅をご検討中の方は、クレアカーサにお問い合わせ下さい。
住宅ローンの知識も必須|金融機関、金利などの種類を確認
最後に、家づくりに欠かせない住宅ローンの基礎知識も確認しておきましょう。
金融機関の種類
金融機関によって、住宅ローンを借り入れる人に求める条件、貸付金額などが違います。状況に合わせて、審査を受ける金融機関をピックアップしましょう。
【民間の金融機関】
- 都市銀行
- 地方銀行
- ネットバンキング
- 信託銀行
- 信用金庫
- ノンバンク
- モーゲージバンク
【公的な金融機関】
- 財形持家転貸融資・財形住宅融資(お勤めの会社が窓口です)
- 各自治体が独自に実施している融資制度
- 住宅金融支援機構(民間の金融機関と提携して融資します。「フラット35」が有名です)
金利の種類
総返済額、収入の見通しなど、金利を選ぶ判断基準は人それぞれです。
- 固定金利:ローンの全期間を通して同じ金利
- 変動金利:社会情勢に応じて定期的に金利が見直される
- 期間選択型の固定金利:一定期間は同じ金利で、期間終了後は変動金利となるのが一般的(金融機関によって違う)
返済方法の種類
返済方法の選び方は2種類で、言葉が似ています。実は返済の中身が全く違うため、簡単に確認しましょう。どちらを選ぶかの判断基準は人それぞれですが「総返済額をなるべく少なくしたい」場合は、元金均等返済を選ぶのが一般的です。
- 元利均等返済:全期間を通して支払い額が同じ(支払額は同じですが、利息支払いの割合が徐々に減っていきます)
- 元金均等返済:支払い額が減っていく(毎月同じ額の元金を返済+残高に応じた金利を支払い)
まとめ
注文住宅を1000万円台で建てることは可能です。単純に「1000万円台」という数字にこだわるのではなく、家の価格が決まるポイントを把握しながらプランを組み立てるのがおすすめです。上手に価格を調整しながら、こだわりの詰まった理想の家づくりを実現しましょう。
クレアカーサは茨城、千葉を施工エリアとするハウスメーカーです。「ウチ+ソト+ニワ」のトータルデザインにこだわっており、高い技術力とデザイン力に定評があります。長期的な視点でご家族の生活を彩るプランを提案いたしますので、まずはお気軽にご相談下さい。
茨城県ひたちなか市のショールームでは、ほぼ毎日「無料相談会」を開催しております。土地探し、資金計画などの段階から疑問や不安をご相談頂けます。
〈関連ページ〉ほぼ毎日、「無料相談会」実施中
「予算が限られている。でもこだわりの家づくりがしたい」とご希望の方に活用して頂けるプランもございます。無料でカタログをお届けいたします。お気軽にお問い合わせ下さい。
※無料でカタログをご請求頂けます。またお問い合わせ後に、いきなり訪問をしたり電話をしたりすることはありませんので、ご安心下さい。