テラスのある家｜ガーデンテラス、屋上テラスなど実例紹介。間取りやデメリットも解説

テラスのある家は、おしゃれで使い勝手が良いイメージです。実際にテラスはセカンドリビング・お子さまの遊び場など多彩に活用できるため、マイホームにぜひ取り入れたいとご希望の方が多いのではないでしょうか。

そこで今回はテラスのある家の施工実績が豊富なクレアカーサが、テラスのある家のプランを考える際に知っておいて頂きたい情報を紹介します。

テラスに似ている言葉（バルコニー・デッキなど）との違い、テラス実例からわかる使い勝手などが確認できるので、ぜひ最後までご覧ください。

 

• テラスとは室内とひと続きで使える屋外空間のこと。バルコニー・デッキなどとは違う特徴がある。
• テラスのある家のデザインや間取り実例をたくさん見て、マイホームのイメージを膨らませるのがおすすめ
• テラスのメリット・デメリットを確認した上でテラス設置を判断するのがおすすめ

 

テラス・インナーテラスとは｜バルコニー・ベランダなどとの違いも解説

 

まずは「テラスとは何か？」、「バルコニー・デッキなど、イメージが似ている言葉と何が違うのか」を確認しましょう。

 

テラスとは？

テラスとは、建物の前面に設置する空間のことです。窓を開けると、室内空間とテラスがひと続きの空間になります。イメージとしては、おしゃれなカフェの外の席（オープンテラス）がわかりやすいですね。

 

また「テラスには屋根がない」という概念があるものの、一般住宅の場合は、利便性や快適性を重視して屋根をつけるケースが多数です。

 

インナーテラスとは

インナーテラスとは、建物の中に設ける半屋外空間のことです。屋根や開放可能な壁で囲み、必要に応じて壁を開閉して使います。

例）

• 天気の悪い日には壁を閉じて、物干し場として使う
• 天気の良い日には壁を開放して、外の空気を感じながらティータイムを楽しむ　など

 

バルコニー・ベランダ・デッキと何が違う？

テラスとイメージが似ている言葉を、一覧表にしました。「建物の前面に設置する」という点は同じですが、それぞれテラスとは違う特徴があります。

テラス等	特徴
テラス	屋根ナシ、屋根アリどちらもOKで室内とひと続き
バルコニー	屋根ナシ。柵で囲んだ空間
ベランダ	屋根アリ。柵で囲んだ空間
デッキ	屋根ナシ。主に板を敷いた空間
ポーチ	屋根アリ。玄関前の空間

 

テラス等をマイホームに設置する場合、正しい言葉を使うことでハウスメーカーのような業者とイメージのすり合わせがしやすくなります。ぜひ上記の表を参考にして下さい。

 

ポーチについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

〈関連ページ〉玄関ポーチ、階段のおしゃれなデザイン実例｜玄関ポーチや階段の設計ポイントなど解説

 

テラスのある家｜ガーデンテラス・屋上テラスなど実例紹介（間取り図あり）

 

テラスの全体像を確認できたので、次におしゃれな施工実例を一緒にチェックしましょう。テラスの位置や面積をイメージしやすいよう、テラス周辺の間取り図も紹介します。

※画像下のリンクをクリックすると、全体の間取り、内装などもチェックできます！

 

リビングテラス

テラスの中でも人気なのが、リビングとひと続きに設置する「リビングテラス」です。

こちらは建物2階部分を屋根とした、板張りのリビングテラスです。木目調の外壁とマッチして、建物外観にリゾート地の別荘のような雰囲気を加えています。

〈関連ページ〉暮らしを楽しむ吹抜けリビングの家

テラスの奥に玄関があるため、大きな荷物があるときはテラスに一旦置いて、スムーズに移動できます。キッチンからテラスを見通せるため、お子さまが遊ぶ様子も見守れますね。

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次に、大きな屋根でリビングを紫外線や雨風から守るテラスです。

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キッチン・リビング両方向からアクセスが良いテラスでなので、アフタヌーンティーやBBQを気軽に楽しめますね。

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こちらも大きな屋根のあるテラスで、高級感のあるタイル敷の床がおしゃれです。

〈関連ページ〉青い海を望む天空のリゾートハウス

海を臨む高台の住宅なので、オーシャンビューを存分に楽しめる間取り・テラス設計となっています。

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こちらの住宅は、南側全面にテラスを設置しています。大きな屋根と神殿のような柱がゴージャスですね。

〈関連ページ〉波と共に暮らす 平屋のサーファーズハウス

来客時には、リビングとテラスに集まって会話が弾みそうです。

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こちらは屋根にパーゴラを採用したテラスです。パーゴラは主に「藤棚」のように植物のツルを絡ませるためのアイテムですが、布を設置して日差しを遮ることも可能です。

〈関連ページ〉セミオーダー×ＺＥＨ 海近サーファーズハウス

アウトドアの趣味をお持ちの方は、駐車場とテラスを直結させると便利です。こちらの施主様は出勤前のサーフィンが日課で、駐車場とアクセスの良いテラスでプライベートな時間を楽しんでいます♪

 

〈関連ページ〉セミオーダー×ＺＥＨ 海近サーファーズハウスと

 

インナーテラス

こちらは、ご自宅でドッグボディケアのサロンを経営をしている住宅です。庭に面したインナーテラスのサロンは、掃除がしやすい点が魅力です。また床下冷暖房システムを採用しているため、冬でもほかの部屋との温度差を感じずにインナーテラスでの時間を楽しめます。

〈関連ページ〉床下冷暖房で一年中快適　愛犬と暮らす自然素材の家

 

 

今回はリビングテラス・インナーテラスの実例を紹介しましたが、ほかにも屋上に設置する「屋上テラス」、植物栽培中心に使用する「ガーデンテラス」など、テラスのバリエーションは豊富です。紹介しきれなかった実例もあるため、ぜひ多彩な施工実例をご確認下さい。

 

 

テラスのメリット・デメリット

 

テラスある家は、高級感があっておしゃれです。ただしテラスにはメリットだけでなくデメリットもあるため、「テラスがほしいけど本当に必要？」と迷っている方は、メリット・デメリットを確認した上で設置を判断するのが大切です。

 

テラスのメリット

テラスのメリットはこちらです。

テラスのメリット
窓を開けることで室内空間を広げられる 窓を閉めていても室内空間が広く感じる 屋根をつける場合、屋根が建物外壁や室内を紫外線・雨風から守ってくれる 建物外観のデザイン性がアップする

 

リビングにテラスを設置する場合、テラスはセカンドリビングとして活用できます。室内とアクセスが良いため、例えばBBQの際にも準備や片づけがスムーズですね。

 

テラスのデメリット

テラスのデメリットはこちらです。

テラスのメリット
建築費用にプラスして、テラス造作費用が必要 建物のメンテナンス費用にプラスして、テラスのメンテナンス費用が必要 室内の掃除にプラスして、テラスの掃除が必要 地域の気候（雪が降る等）、台風等の災害を考慮して設計プランを考える必要がある 屋根材、床材によってはテラスが高温になる、日差しの照り返しがあるなどの問題が起こることがある

 

簡易的なテラスは災害時に壊れてしまう危険性があるため、地域の気候や大型台風などを想定して設計プランを組み立てる必要があります。またテラス設置はマイホームの建築費用・メンテナンス費用アップにつながるため、テラス設置を迷っている場合は長期的な視点で必要かどうかを判断するのがおすすめです。

 

まとめ

 

テラスの全体像や実例を解説してきました。テラスがあると家の外観に変化が生まれます。またテラスを丁寧に設計することで、おうち時間をより一層楽しめる屋外空間を手に入れられます。

ただしテラスにはメリット・デメリットがあるため、ぜひハウスメーカー等のプロに相談しながら、慎重に設置を検討して下さい。

茨城・千葉でテラスのある家を検討中の方は、クレアカーサがご相談を承ります。クレアカーサはテラス・ウッドデッキなど屋外空間も含めたトータルデザインと、家づくりの技術力で高い評価を得ているハウスメーカーです。

テラスのある家づくりに必要な土地探し、予算決めの段階から無料でご相談頂けますので、お気軽にお問い合わせ下さい。