家のメンテナンスに最適な時期は?重要性と最適な時期まとめ

家のメンテナンス家に長く住み続けるためには、『最適な時期に最適なメンテナンス』をすることが必要不可欠です。とはいえ、いつどんなメンテナンスが必要なのか、どのくらい費用がかかるのか、などわからないこともたくさんありますよね。
そこで今回は、家のメンテナンスをするのに最適な時期やメンテナンス内容を築年数ごとに分けてご紹介します。大切な家に住み続けるためにも、ぜひお役立てください。


コラムのポイント
・定期的にメンテナンスをすることで、使いにくくなった設備、劣化や破損が進みかけている部位がなくなり、家そのものを長持ちさせることができるようになります。
・家は建てて終わりではなく、定期的なお手入れが必要です。必要なメンテナンスをしながら、快適な暮らしができるように整えていきましょう。


 

 

 

家のメンテナンスの重要性

家のメンテナンス

人が健康診断を受けたり歯医者や美容室に通ったりしてメンテナンスをするのと同じように、家も定期的・継続的なメンテナンスが必要です。

 

日本の気候がストレスに…


夏の日差しや気温、草木も凍るような寒さなど、家は様々な外的ストレスから私たちの暮らしを守ってくれています。さらに高温多湿という日本の気候は、建物にとってかなりダメージを与えます。湿気に悩まされやすい気候は、家の外からのダメージだけでなく室内からのダメージも広がりやすくなります。こういった環境に置かれる中で、家の劣化は日々進んでいくのです。
家が劣化していくのは仕方のないことですが、どれだけ食い止めることができるかによって長く暮らし続けることができるかどうかが決まります。

 

適切なメンテナンスで耐久性アップ


日本の住宅は、木造や鉄筋コンクリートなど様々な構造で建てられています。木造の場合約30〜80年、鉄骨構造で約30〜60年、鉄筋コンクリート構造で約40〜100年が寿命といわれており、この寿命をのばすために必要なのがメンテナンスです。
定期的にメンテナンスをすることで、使いにくくなった設備、劣化や破損が進みかけている部位がなくなり、家そのものを長持ちさせることができるようになります。

何もしないまま住み続けていると、家の劣化はどんどん進んでいきます。家の築年数や劣化状態に合わせて、適切なメンテナンスをすることが大切です。

▶︎『建て替え』と『リフォーム』悩んだ時の選び方

 

 

 

【築年数別】必要なメンテナンスまとめ

家のメンテナンス

それでは、実際はどのようなメンテナンスが必要なのか築年数ごとに見てみましょう。

 

築10年〜


家のメンテナンスのタイミングは、10年ごとが大きなサイクルといわれています。その中でも劣化が早いのが、トイレや外壁です。

家のメンテナンス
水を使用し続けるトイレは特に劣化しやすく、つまりやひび割れ、水漏れなどのトラブルが起こりやすい場所です。また、雨や風、直射日光と様々な刺激にさらされ続けている外壁も劣化が早い箇所です。メンテナンスを後回しにしてしまうと、突然トラブルが起こった時に対応することができません。日常生活を送る上で欠かせない場所でもあるため、早めに対策を講じましょう。

▶︎トイレのリフォーム

▶︎外壁リフォーム

 

築20年〜


築20年を迎える時期になると、トイレだけでなくお風呂や洗面所、キッチンといった水回りの劣化も目立つようになります。コンロや換気扇、給湯器といった設備の故障が目立ってくる時期でもあるため、早めにメンテナンスをするようにしましょう。
また、外壁に使用している塗料が耐用年数を超え、色褪せや日射性などの機能が低下してくる時期でもあります。屋根の色褪せや劣化も気になります。家全体の劣化が気になってくるため、特に気になる箇所を優先的に対処することが大切です。

家のメンテナンス

もし、気になる箇所が複数ある場合、まとめてメンテナンスをすることも検討しましょう。一気に行うと費用がかかるイメージがあるかもしれませんが、足場を組んだり室内が汚れないようにカバーをしたり、といった工程を何度も繰り返すよりも、一度に対処した方がスムーズに工程を進めることができます。内容によっては大幅にコストをおさえることもできるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

▶︎キッチンのリフォーム

▶︎お風呂のリフォーム

▶︎洗面室のリフォーム

 

築30年〜


築30年を超えてくると、部分的なメンテナンスではなく家全体の修繕が必要になってきます。今までどのようなメンテナンスをしてきたのかによって変わりますが、フルリノベーションや建て替えを視野に入れたメンテナンスが必要です。

家のメンテナンス

抱えている悩みや不満に合わせて、どのような選択が自分たちの暮らしに適しているのかを判断すると良いでしょう。

▶︎フルリノベーション

 

 

メンテナンス時の注意点

家のメンテナンス

メンテナンスをするにあたって、注意したいポイントがあります。

 

後回しにしてしまうと後悔することに…


メンテナンスは、家主のタイミングで自由に計画することができます。ライフスタイルに合わせて計画できるのは良い部分なのですが、後回しにしすぎてしまうと想定以上の工事が必要になったり、費用がかかったりしてしまうことがあります。
いつか…と後回しにするのではなく、メンテナンスはこまめに行うようにしましょう。そうすることでお財布に優しく家を長持ちさせることができます。

 

資金計画を立てておく


マンションの場合、長期修繕計画のための積み立てを毎月行いますが、持ち家の場合費用は自分たちで積み立てておく必要があります。10年ごとにまとまった資金が必要になる、ということを念頭に置いた上で資金計画を立てていきましょう。また、メンテナンスの資金計画と一緒にライフスタイルに合わせてスケジューリングをしておくことで、さらにスムーズに計画を進めていくことができます。時間をつくり、ご家族で事前に話し合っておくことが大切です。

▶︎大変身!リノベーションビフォーアフター3選

 

 

 

日常でできるメンテナンスも大切に

家のメンテナンス

10年ごとに大きなメンテナンスをするのも大切ですが、日々の暮らしの中で続けるメンテナンスも大切です。

・クロスが汚れたり剥がれたりしていないか
・水回りの流れが悪くなっていないか
・床やタイルにひび割れが起こっていないか
・外壁に亀裂が入っていないか
・扉や窓のたてつけが悪くなっていないか

など、できれば半年ごとに家全体のチェックを行うようにしましょう。定期的に確認し、こまめにメンテナンスをすることで家の寿命は伸ばすことができます。

日常でできるメンテナンスは自分たちで対処し、劣化が気になる部分や対処が難しい部分に関しては業者に頼ることで、長く大切な住まいに住み続けることができたら良いですね。

▶︎【戸建て住宅】フルリノベーションの基礎知識|費用相場と注意点

 

 

 

長く住み続けるために必要なメンテナンスを

家のメンテナンス

家は建てて終わりではなく、定期的なお手入れが必要です。必要なメンテナンスをしながら、快適な暮らしができるように整えていきましょう。

 

私たちRe.Life(リ・ライフ)(株式会社日立リアルエステートパートナーズ)は、リフォーム・リノベーションをご提供しています。

一級建築士をはじめ、一級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーターなどのプロの有資格者がタッグを組み、大切なご自宅を生まれ変わらせるお手伝いをさせていただきます。

リフォームやリノベーションは、今あるものを活かすことができることが最大の魅力です。お客様の個性やライフスタイルに合わせて、プランニングすること。そしてお客様の笑顔のお手伝いをすること。これが当社のリフォーム・リノベーションの基本です。あなたの想いをぜひ私たちに聞かせてください。あなたの気持ちに寄り添いながら、夢を現実にするお手伝いをいたします。

 

リライフにオンライン相談 リライフのショールーム来場
リライフへ資料請求 リライフへ直接電話する

監修者情報(株)日立プロパティアンドサービスリノベーションコラム編集部

家づくりに役立つ情報をお届けしています。

住宅業界の専門性について

免許登録

建設業許可番号 国土交通大臣 許可(特‐4)第27062号 国土交通省
宅建業免許証番号 国土交通大臣(13)第2476号 国土交通省
資格情報

一級建築士、二級建築士、一級建築施工管理技士、二級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、一級造園施工管理技士、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター、茨城県住宅耐震リフォームアドバイザー、茨城県木造住宅耐震診断士ほか